健康の為に一万歩を歩いたら膝が痛くなった?
お客様から良く聞くのが、あまり運動をしてないので、健康を意識して一日一万歩を目標にウォーキングを始めたという方がいます。
しかし、しばらくすると膝を痛めてお休みに...
良くある話なのですが、皆様は何故膝が痛くなるのか考えた事はありますか?
例えば体重が50kgの人がウォーキングでかかる負荷は2〜3倍といわれています。仮に3倍だとすると150kgです。人が一歩を歩く度に150kgかかるのです。
それを1万歩なので、
150kg×10,000歩=1,500,000kg
これは1500トンです!
イメージしやすくすると
ゾウが200頭🐘🐘🐘...分です。

皆様が一万歩を歩くということは、ゾウ200頭分の負荷がかかるという事です。
どうりで痛くなるわけですね。
しかし、1万歩を歩いても痛くならない人はどうなっているのでしょうか?
それは、人間が持っているクッション性によるものです。
例えば背骨も真っ直ぐではなく、首の頸椎では前にそるカーブを持っています。重い頭の衝撃を前に逃す為です。背中は後方へカーブし、腰は前方にカーブします。そうやって直接骨に体重が乗らないように、上手く逃しているのです。
足の骨も衝撃を逃すように、片足くるぶしから下の骨が28個もあります。全身の骨は206個しかないのに、両足合わせると56個です。
1/4の骨がくるぶしより下にあり、体重を逃すように動いてくれます。
こうやって、ゾウ200頭の負荷を上手く逃しているのですね。
そして、膝も前に屈曲してくれますが、O脚やガニ股、XO脚のように捻れた膝は真っ直ぐに曲げることが出来ません。
ゾウ200頭が行き止まり、膝で突っかかるのです。
つまり、関節が正常に可動出来ないという事は、力を逃す事が出来なくなり、ゾウ200頭がぶつかってしまうのです。
痛くなって当然ですね。
当院では毎週金曜日、身体を自分で整えるセルフケア教室を行っています。
関節の正常な可動が健康な身体の条件の一つですので、もし興味があれば、セルフケア教室に参加してみて下さい。
本気で良くなりたいあなたは、根本からケアする調整がおすすめです。
身体を整えて、健康で輝く未来を掴んで下さい!
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